腱引き療法とリンパ整体 我孫子整体治療院のブログ

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コロナウイルス対策 感染症予防ケア(その1)水分補給と口腔内フローラの整備

コロナウイルス感染の拡がりで、イベントやコンサートが相次いで中止や延期になっています。不要不急の外出は避けるよう政府からも注意喚起がなされており、不安を感じている方も大変多いと思います。

でも大丈夫。

やれることをしっかりやっておきましょう。

 

感染する人、しない人

感染し発症する人、感染しても発症しない人

感染して重症化する人、軽症で済む人

その違いは何なのでしょうか?

その答えはその人に備わっている「免疫力」です。免疫力がキチンと働けば何の問題もありません。免疫力を高めて、感染しない、もし感染しても重症化させない、軽く済む体になるためのセルフケアをご紹介します。

 

☆免疫力強化のポイントは3つ。

1:水分補給

2:血流促進

3:自律神経を整える

このポイントについて三回に分けてご紹介します。

第1回水分補給について

そもそも、何故?この時期に感染が拡がっているのか?

コロナウイルスに限らず、冬の季節は風邪やインフルエンザが流行ります。これは、大気が乾燥している上に室内もエアコンや暖房でカラカラに乾いている環境のせい。

のどや鼻、口腔内の粘膜が乾燥してウイルスが侵入しやすくなってしまうのです。

 

こうした乾燥(乾き)には、やはり水分補給がとても大切です。

水分と言うと、お茶では駄目ですか?とよく聞かれるのですが、お茶やコーヒーなどカフェインを含んだものは利尿作用があり、すぐに体外に排出されてしまいます。

なので、飲むべきものは「水」です。

 

ただ、体が本格的に乾いている人は、水がなかなか吸収しにくい。ちょうど植木が乾きすぎると水をやっても土に染み込まなくなってしまうのと似ています。

 

水を飲むたびにトイレばかり行って、全然体に水が潤ってこない。そういう時は、水をチビチビと飲むのがコツです。


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1番良い方法は、お風呂の中(湯船)で温まりながら(つまり血行をよくしておいて)水をチビチビ飲むと効果的です。

 

これはオフィスでは無理なので、お風呂の中と同じ効果を上げるには、「水をひとくち含み、口の中でコロコロと動かして「水をトロトロに」して最初のひとくちは吐き出します。あとはゆっくりとチビチビと少しずつ飲んでいきます。

 

こうすると、体に水が入っていきます。

水の吸収が悪いな?と思ったら是非やってみてください。


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あと、水と関係しますが経口感染を防ぐうえで「口腔内フローラを整える」ことが重要です。口腔内に雑菌が多いと、ウイルスが増殖しやすいからです。

 

口腔内を清潔に保つには「唾液の分泌UP」です。唾液(だえき)に含まれる多くの抗菌、殺菌物質が口内細菌の増殖を抑え、細菌感染を防ぎます。

「三大唾液腺刺激マッサージ」

「ベロ回し体操」

で唾液の分泌を上げましょう。


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三大唾液腺マッサージ

①耳下腺

両手親指を耳たぶの真下のくぼみに差し込み、優しく上下に↕️10回圧をかける。

②顎下腺

両手の親指を左右のエラの内側にあるくぼみに添えて、優しく前後に10回動かす。

③舌下腺

両手親指を顎の真下裏側の骨のキワに当てて、アゴを押して離すを10回繰り返す。

「ベロ回し体操」

①唇を閉じ、ベロは唇と歯の間に置く

閉じた唇の中で、歯と歯の間は指1本分くらい開け、隙間からベロを出します。

舌先を上の歯茎に触れたらスタンバイ。


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②歯茎に沿って舌をぐるりと大きく回す


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舌先で歯の表側の歯茎をなぞるようにしながら、時計回りに2秒間でぐるりと一周。

これを繰り返す。まずは左右20回ずつ。慣れてきたら50回ずつを目標に。

 

☆水を充分に摂り、唾液の分泌を活発にして口腔内フローラを整えれば、ウイルスに対する一番表側の防御体制が整います。

マスクを通過したウイルスも、ここで粘膜にからめとられて除去されます。

 

次回(その2)は「血流の促進」のセルフケアです。

 

我孫子整体治療院

院長 落合俊充

https://abikodojo.com