整形外科で「一生車椅子」と言われた患者が腱引きで改善!歩行困難の解消
毎月第一日曜日に大宮で開催する腱引きの研修会に参加。前半は創始者小口昭宣先生の施術動画を見ながらの解説。
今回は6月に小口先生が施術を行った「脳溢血の後遺症で右半身麻痺」の80代女性の公開施術でした。
二年半の間、整形外科の下でリハビリをしてきたが、クルマ椅子と両手で支えるリハビリ用の杖が無ければ外出出来ない状態。病院と医者を4回変えるも、どの医師も「一生(自力では)歩けない」と言われてきた方。たまたま知人の紹介で腱引きを知り、初めて小口先生の腱引きを受けることに。
右半身が自分の意思で自由に動かせず、膝が曲げられないため靴下を自分で履けない、両足の痺れが常時あり、脳溢血の後遺症のためか、滑舌が悪い、医者から「現状維持(これ以上は回復しない)」と言われている。緻密で細かい下肢の調整、硬くなり筋肉と筋肉の間に埋もれてしまっている閉鎖神経や大腿神経など神経ルートを開通させ、癒着している筋膜を小口先生の独特の手技で剥がしていきます。(いつもならだいたい普通10分くらいで終わる)小口先生の施術ですが、今回はかなり時間をかけての全身の調整。90度以上に曲げられなかった膝も柔軟性を回復、足首が裏ももに付くまで曲げられるようになり、結果、杖無しでは立てなかった足で、自力で歩けるまで回復! 「あー嬉しい!歩ける歩ける、杖無しで歩けるよー❗」とご本人は物凄く感激されています。
医学、医療がどんどん発達しているようなことを良くテレビのニュースなどで耳にしますが、(こと、整形外科の分野では)現状は多くの方たちが、治療を続けるも改善せず諦めたり、失望されています。体の痛み、運動障害、不定愁訴、筋肉や筋膜など筋骨格系由来の症状の改善に「腱引き療法」という選択もあることを、もっと多くの方たちに是非知って欲しいです。
今回色々なキーワードがありました。
「患者さんの目標設定、膝の角度110度以上、膠原繊維の走行ライン、代償運動、脳の再プログラミング、再確認再調整(痛い箇所の確認)声かけで希望を与える、心に寄り添う、やる気の歓喜 などなど」
今回落合は腱引き師コースを学ぶ受講生のご指導をしました。
人に教えることで、自分も学ばせて頂いています。
勉強出来る環境に感謝しています♪
筋整流法(古式腱引き)
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