夏にマスクは本当に必要?マスクで感染症リスクが上がる訳
●マスクで感染症リスクが高まる!
コロナでマスクを着ける機会が増えて早や3ヶ月。お客様のおからだを日々診察施術するなかで、最近様々な影響が出てきていることを感じています。
特に鼻の不調や呼吸器など、口腔のトラブルが増えています。
今回は大変問題がある「口呼吸」についてお話しします。
マスクをしていると口呼吸になります。
口呼吸の状態がずっと続くと、口が乾く→唾液の分泌が減る
唾液は1日に1リットルから1.5リットル位出ていて、主に口腔内を潤し清潔に保つ役割がありますが、重要な7つの仕事をしています。
✳️唾液の作用
1.洗浄 2.殺菌 3.PHの調整 4.歯の石灰化 5.味覚 6.消化 7.嚥下(えんげ)
口呼吸で唾液が出なくなると、まず一番に影響が出るのが1洗浄2殺菌の作用で、この2つの機能が低下すると「口臭、感染症、歯周病」のリスクが高まります。
3.PHの調整と4.歯の石灰化のリスク→口腔内が酸性に傾くことで虫歯のリスクが高まる
5.味覚→味覚障害のリスクが起きると過食になり、体重の増加、(糖尿病など)生活習慣病のリスクが上がる
6.消化→消化機能低下で胃腸に負担がかかり、胃腸疾患のリスクが上がる。
7.嚥下→誤嚥(ごえん)のリスクが高まる(特に高齢者注意!)
以上、この7つの機能が落ちてくると、長期的に体全体の機能が低下してきます。
長期的と言うのは、今すぐそうなる訳ではなく、ボディブローのように、じわじわ効いてくると言う意味です。
ですので、今後もずっとマスクを着けるのであれば、そうならないように対策を講じておく必要があります。
1.「反射を利用する」
レモンや梅干しなど、想像するだけで唾液が出てくるものを、スマホの画面に貼り付け時折見る(反射的に唾液が出る作用を利用)
2.「マスクの意味を理解して使用する」
コロナでマスクを強制されていますが、何のためにマスクをしているのか?
本当に分かってマスクをしていますか?
「周りがみんなしているから」、「マスクをする雰囲気で」結構こういう方が多いのですが、マスクの本当の意味は、【感染症にかかっている人】が「唾などを飛沫させない、受け取らない」ためです。
健康な人は関係ありません。
(ちなみにウイルスはマスクでは防げません!)→ウイルスはマスクの繊維の大きさよりもはるかに小さいのでマスクはスカスカの素通りです。
☆「必要以外はマスクを外す」ことをオススメします!
☆人がいない場所や外出の歩行時、雨天時は不要。
☆鼻だけ出しておく(鼻呼吸)
解剖学的観点からのアドバイスです!
腱引き療法とリンパ活性整体
我孫子整体治療院
院長 落合俊充
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