疲れない身体をつくる入浴法(冷え症改善、手足のむくみ、免疫力向上、目の疲れ(眼精疲労)の解消
○疲れにくい身体をつくるための入浴法
11月も下旬になり朝晩の冷え込みで体調崩す方が多く見受けられます。
そんな時に簡単に体調をリセットする方法が「お風呂」です。
我孫子整体道場でお客様にご指導している「お風呂の入り方」をレクチャーします。
●お風呂😌♨️で大事な要素は3つあります!
1.湯温
2.湯量
3.入浴時間
疲れにくい身体をつくるのに適切な湯温は「41度」湯量は「肩までどっぷり浸かれるくらい」入浴時間は「ゆっくりと20分」です。
(ぬるい方は、湯温を1〜2度上げて下さい)
この入浴法で体温を「2.0度」ほど上昇させることが出来ます。
お風呂から上がったら、タオルやバスローブなどで身体を拭いて「ゆっくり時間をかけて」体温を下げていって下さい。
額が軽く汗ばむくらいが丁度良いです。
熱いからといってエアコンの冷風に当てることはやめて下さい。
汗がなかなか引かなくてイライラ😠するくらい、そう、少しストレスを感じることも大切です。
この過程で私たちの身体の中には「ヒート・ショック・プロテイン70(HSP70」という蛋白質が発生します。
HSP70は身体中の傷んだ細胞を包括的に修復してくれます。また、修復出来ないほど傷んだ細胞は静かに抹殺してくれるのです。
HSP70のもうひとつ優れた特徴は、特定の病原体への抗体ではないということ。
様々な病原体に対して効果があるので、HSP70が身体の中に発生すると、身体全体が強くなるのです。
HSP70には他にも利点があり、うまく代謝されないと疲労の原因となってしまう「乳酸の発生」を遅くしてくれたり、免疫力のモノサシと言われる「ナチュラルキラー細胞」を活性化してくれるのです。
こうして私たちの身体はしっかりとケアされ、疲れに強い身体になっていくのです。
但し、ナチュラルキラー細胞の動きがピークになるのは入浴の2日後です。細胞の活性化は入浴直後から始まりますが、私たちの身体には約60兆もの細胞があるため、活性化は徐々に拡がりピークは2日後になると言う訳です。
活性化はピークを過ぎると、5日後には沈静化するため、週二回この入浴法を行えば、ヒート・ショック・プロテインが常に私たちの細胞を活性化してくれることになります。
体調を崩しやすい方、疲れが取れない方、冷え症の方、免疫力を上げたい方は是非お風呂を上手に活用してヒート・ショック・プロテインを作り、健康維持に役立てて下さい(^o^)v
●入浴剤の効能
入浴剤は温泉ミネラル成分が入ったものや炭酸ガス系の入浴剤をオススメします。
温浴効果が血流を促進し、凝りや固まった筋肉をいっそうゆるめてくれます。
入浴剤は香りや色を選ぶことで、心理的な効果が得られます。
「色彩心理学」という学問がありますが、色は私たちの心に大きく作用します。
視覚で捉えた色は、心に様々な影響を及ぼすのです。例えば、緑は穏やかな新緑をイメージさせるので、穏やかな気持ちになりたいのであれば「グリーン系」がオススメです。
青は冷静な気持ちになりたいとき、クールダウンしたいときに効果的な色。
赤は活動的な気分になります。
黄色は他人と打ち解けたい時にオススメ。
●デスクワークで凝った筋肉を解きほぐす
デスクワークの疲れをとるには「41度」と少し高めの湯温のお風呂に「肩まで浸かる」ようにして下さい。そして入浴中に肩や足の上げ下ろしなど、簡単なストレッチを行います。肩まで浸かることで、肩そのものが温まり、血行が促進されます。加えて「浮力」により筋肉が緊張から解放され、リラックス出来ます。そしてストレッチで筋肉を収縮させることでも血流が良くなり、筋肉をほぐすことが出来るのです。
●目の疲れ(眼精疲労)には
日々の仕事でパソコンを使っていると、目の疲れが日常的になっている方が多いと思います。
眼精疲労を感じたら、湯温40度(夏は39度)のお風呂に15分間浸かります。
最初の5分間は全身浴、目の疲れと肩こりは同時に起こることが多いので、肩も直接お湯で温めます。
次は、お湯を少し抜いて「半身浴」に切り替えて10分間、この時マブタの上に絞ったタオルを乗せます。蒸しタオルを置いているのと同じ状態になります。
マブタ、眼球周辺の筋肉を温めることで血行が良くなり、筋肉の凝りがほぐれます。
面倒だからと、シャワーで済まさず、しっかりお風呂に入って一日の疲れをお湯の中に捨ててしまいましょう(*^^*)
腱引き療法とリンパ活性整体
我孫子整体道場